純国産・ハンドメイドのシルク生地ネクタイ | SHAKUNONE(しゃくのね) 静かな迫力が伝わるこだわりのネクタイブランド【SHAKUNONE(しゃくのね)】では、国産のシルク生地とハンドメイドにこだわり一本一本丁寧にお仕立てしております。伝統の職人技を活かした高級感のある仕上がりで、ビジネス、カジュアル、パーティーなど、様々なシーンに華を添えます。大切な人への特別なプレゼントとしてもおすすめです。

【自称】魔法使いだった僕のおばあちゃん

喜んだ顔が見たいから。

私はおばあちゃんが大好きです。小さいころからおばあちゃんっ子でした。

おばあちゃんに言われたことの中で『私は魔法使いって言われとったんで』というのが私の心に一番残っている言葉です。

 

おばちゃんの名前は玉枝。
他者が断ったような難しい仕事をこなしたり、前日の夕方に依頼された仕事も翌朝には何百枚と仕上げたりしていて、さらにはその疲れを一切見せないそのスタンスから、「玉ちゃんはどんな仕事を頼んでも魔法使いみたいにしげてくれるなー」という周りの声から、【自称 魔法使い】と言っていたようです。

 

私たちが守り育てたい会社はそんなおばあちゃんが立ち上げた小さな縫製工場です。

現役の頃は、働き方改革が進む現代において、考えられないような仕事ぶりだったようで、当時を振り返ってたおばあちゃんは、「しんどかったけど頑張ったら喜んでもらえるから」とよく言っていました。

 

 

おばあちゃんの転機

しかし、そんな頑張っていたおばあちゃんですが、早くに夫を亡くしました。

だから、私はおじいちゃんに会ったことがありません。
そのことをキッカケに、今までの仕事が『好きな仕事』から『生きるための仕事』に変わっていったそうです。

受ける仕事の量も増やし、朝も昼も夜も今まで以上に、働いて、働いて。

自宅の部屋の一室で創業した会社でしたが、一室また一室と工房に変わっていきました。

私の母も、叔母も、おばあちゃんと一緒に働くようになり、幼少期の私のベビーベッドはダンボールの中だったんです。

 

日に日に忙しさは増し、一緒にご飯を食べることも少なくなりました。

当時の私は幼いながらにも、
「大きくなっても同じ仕事はしたくないね」なんて妹と話していたような気がします。

そして、時代は変わっていき、今まで国内で作っていた衣料品の製造が海外生産メインに変わっていった結果、海外の圧倒的大量生産のコスト差から国内コストもどんどん安くなり、仕事は減っていきました。

それじゃなくてもお人好しな仕事をしていたおばあちゃん。
もっと仕事を増やして、無理に無理を重ねていきました。

 

このころ、お婆ちゃんの体に異変が起きたんです。

 

思ったように体が動かない。手が震える。
その時にはすぐには検査に行かず、毎日仕事をしていました。
ですが、違和感が収まらないため病院で詳しい検査をした結果、

 

「パーキンソン病」という難病だということがわかりました。

 

結果的に、僕の母に世代交代をしたのですが、若い世代に引き継いだとはいえ、田舎の小さな下請け工場
という立場からは現状を何も変えることはできない状況にありました。

 

日に日に苦しくなっていく仕事環境。

 

僕もなんとなく感じてはいましたが、当時は美容師として仕事をしていて、実家の仕事はしていませんでした。

 

そんな中で、仕事を任された母の体調も悪くなり、私はおばあちゃんの病気が発覚した時のことを思い出しました。

そこから、本業の美容師の仕事が終わった後に、仕事を手伝うようになったんです。

 

 

家業は継がないと思っていた私の決断

 

幼少期から大変そうな家族を見て、『家業は継がない』と決めて目を背けていた私でしたが、
大人になり改めて見てみると、誰もが知っているようなメーカーの商品や、ブランドの商品がたくさん積んである光景が広がりました。

 

 

単純かもしれませんが、その時に実感しました。
自分が育った背景にあるものはこんなに凄いものだったんだ。。。

 

婆ちゃんが作って、母たちが土台を作り上げたものを、守って育てていくことは、
「僕」にしかできないことなんじゃないかと思ったわけです。

 

自分の生き方は自分で決めたらいい。無理に家業を継ぐことは無い。

 

そう言われて育ってきた私でしたが、

 

家業を未来に繋がる仕事にしたい。

 

そう思ったことが、私の原点になっています。

 

おばあちゃんのような魔法使いにはなれないかもしれないけれど。

おばあちゃんと同じような仕事っぷりはできないかもしれません。

母のような度胸もないのかもしれません。

 

でも、自分にしかできないことは必ずあって、それを伝えていくことは必ずできるはずです。

 

だから、今まで育て、繋いできてくれたものを残していくために、作ったのが自社ブランドSHAKUNONE'(シャクノネ)です。

ブランドサイトはコチラ

 

紡いできたモノヅクリのDNAを受け継ぎ、それをカタチにして発信しています。

 

ブランド名であるシャクノネは、私たちの名前【笏本(しゃくもと)】から取っています。

 

雅楽で使われる笏拍子という楽器のように、私たちが奏でる音が遠くまで響き伝わってほしいと願って、SHAKUNONE’【笏の音】と名付けました。

 

私たちのプロダクトを選んで頂ける一人でも多くの方に、私の想い、そしておばあちゃんのことを知っていただきたいと願って書かせて頂きました。

 

 

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純国産・ハンドメイドのシルク生地ネクタイ | SHAKUNONE(しゃくのね)

純国産・ハンドメイドのシルク生地ネクタイ | SHAKUNONE(しゃくのね)

小さな縫製工場から産声を上げたネクタイ専門のファクトリーブランド【SHAKUNONE(しゃくのね)】
国産のシルク生地を使用し、職人のハンドメイドにこだわり一本一本丁寧にお仕立てしております。
高級感があり、静かな迫力さえ感じるネクタイは、ビジネス、カジュアル、パーティーなど、
様々なシーンに華を添えます。大切な人への特別なプレゼントとしてもおすすめです。

BRAND SHAKUNONE'(シャクノネ)
FACTORY 〒709-4623
岡山県津山市桑下1333-6
営業時間 10:00~17:00
定休日:土・日・祝
マネージャー 笏本達宏(シャクモトタツヒロ)
E-mail nooto@shakunone.com
オンラインショップ https://shop.shakumoto.co.jp/
コーポレートサイト https://shakumoto.co.jp/

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