良いネクタイの見分け方。ネクタイ仕立てのプロが教える3つのポイント。
良いネクタイを見分ける方法とは
ネクタイは色や柄だけで選んでいませんか?
もちろん、色柄はネクタイを選ぶ際の最も重要な要素であることに変わりはありませんが、
仕立てや風合いの良さも、男性の品格を構成するポイントになっています。
なので、毎日ネクタイを仕立てる縫製のプロとして、良いネクタイの見分け方を3つのポイントを押さえながら、簡潔に説明させていただきます。
よろしければ一度私たちのブランドをのぞいてみてください。SHAKUNONE’
ご自身の一本選びにも、プレゼント選びにも役立つと思うので、是非最後までご覧になってください。
ポイント①素材
ネクタイの素材は様々ですが、基本的にはシルクを選んでおけば間違いないかと思います。
暑い時期にはリネン素材、寒い時期にはウール素材のものがあったりしますが、ネクタイといえばシルクです。
美しい光沢としなやかさは、スーツに彩りを加えるネクタイとしては最も適していますし。
最近はポリエステル系の生地でも光沢が綺麗なものは出てきていますが、やはり「シルクが出す自然な光沢」とは違い、若干のテカリを感じるものもありますので、良いネクタイはシルクと覚えておきましょう。
ポイント②ねじれないもの
きちんと作ってあるネクタイは伸縮性があります。
通常の織物は、縦横方向には伸びず、ナナメ方向には伸びるという特を持っています。
ネクタイはその特性を活かしてナナメ45度に裁断をしています。
しかし、45度からズレてしまうと捻じれや歪みの原因になってしまいます。
それを確認するためには、ネクタイをぶら下げてみるか、軽く引っ張ってみるとわかります。
正しく裁断をし正確な仕立てがされてるものは素直に垂れ下ったり伸びたりしますが、そうでないものは捻じれますし、何より綺麗なむずび目ができず、緩みの原因にもなってしまいます。
ポイント③エッジの柔らかさとスリップステッチ
細かなことかもしれませんが、細かなディティールに気を配って作られているネクタイは良いネクタイだといえます。
例えば、ネクタイのエッジ部分で言えば、仕立てる際にプレスを当てすぎてペッタンコのネクタイになっているよりは、膨らみを残した柔らかいディティールに仕立てられているもの方が、身に着けた時の高級感や品格が増します。
さらに、ネクタイの伸縮を補助するためにある、スリップステッチ(たるみ糸)と言われるループを残してあるものは、丁寧な手仕事の証でもあることから、ポイントとして挙げられます。
細やかな作りこみをされているネクタイは、見た目だけでなく、少しでも長く快適に使ってもらえるようにという工夫がされています。
最後に
スーツはネイビーやグレーなど、ベーシックな色やデザインなどを選ばれることが多い中、唯一と言っていいほど彩としての役割を果たすアイテムでしょうし、体の真ん中に位置するだけに、印象をも左右します。
上質なネクタイにこだわることは、決して悪いことではありませんし、むしろこだわるべきポイントだと思います。
是非参考にして頂いて、納得できるネクタイ選びをしてみてください。
ネクタイ選びは私たちにおまかせください。
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